ハセ

パルプ・フィクションのハセのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0

アメリカの古き良きダイナーってどうしてこんなに魅力的なんだろう。
5ドルのシェイク飲みたい。


焦点の当たる登場人物たちが同じ時間軸で生きていて、それぞれの人生に一瞬でも交じり合うのが良い。

言葉で人を説得し誰も殺さず誰も殺させずに終わることもあれば、有無を言わせずに一瞬で銃や日本刀で殺されることもある。
都合よく見えるところが、その呆気なさのお陰で死ななかったことが本当に奇跡のような神の仕業のような気がしてくる。
演出や脚本の良さっていうのはこういうことなのかな。

何故ジュールスはブッチのアパートにいなかったんだろうと思ったら、彼は足を洗ったからなのか…上手く足を洗えたわけじゃないかもしれないか…ヴィンセントに焦点が当たるシーンが多かったし、ミアに手を出さない為にトイレで自問自答してる姿を見ていた分、死があっけなくてショックだった…。
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