ひーちゃん

パルプ・フィクションのひーちゃんのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0
映画好きなら見てるでしょって言われる作品のひとつ。時系列シャッフルされていますが、ちゃんと整理しなくても、勝手に頭が理解してくれてる。そういうつくりになっていてすごかったです。
30分くらい毎に必ずドキドキさせる仕掛けがあるのも面白かったです。
エゼキエル章の台詞、一度聞いただけでは理解できなかったのですが、何度も聞くと分かり、今までの反芻と現状打破の説得とこれからの展望が見事に一体してるものでした。その引用箇所の通り、ビンセントは神の怒りによって裁かれました。一方、ジュールスは心を入れ替えたので神は許したのでしょうか。その先は描かれていないので、(もしかしてヒントが隠されてるかも)見る側の想像に委ねられますね。