うーん。行間が足りないというか、説得力に欠けるというか、汗臭さを感じないというか。
原作及びアニメ版をすでに鑑賞していたため、このように物足りなく感じてしまったのでしょうか。正直、原作のセリフと名場面をツギハギしたパッチワークみたいな映画だなぁという印象でした。断っておきますが、私は原作至上主義者ではありません。ただ、原作を知っていると、もはやそのようにしか見えない…。
蝶の羽の描写があるなら、ペコの背中に鳥の羽を、風間の腕には竜の鱗を、スマイルにはロボットの効果音を、付け足してみても面白かったかもしれませんね。せっかくの実写なのですから。