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パリの恋人のeleanorのレビュー・感想・評価

パリの恋人(1957年製作の映画)
4.2
オードリーヘプバーンの美しさと、ブレッドアステアの歌声を堪能できるミュージカル映画!

前半の2人の出会いから恋に発展するくだりは、少し少女漫画のようで都合の良い展開だなと思った。
けど後半の、オードリーヘプバーン演じるジョーが大事にしている共感主義を軸に話が進んでいくところからは、登場人物たちの個性が垣間見られるシーンが多く面白い展開になっていた。

ファッション雑誌の話なだけあって、センスのある衣装を沢山見られる所も楽しい。
写真を撮るたびに映像が止まって、アートブックを見ているような演出が凄く良かった〜!

特にフレッドアステアとケイトンプソンが即興で歌った曲とダンスが最高だった。惜しげのない年長者の貫禄が素晴らしい。ミュージカル映画の曲が好きな私には堪らないシーンだった。
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