バニラ

蜘蛛巣城のバニラのレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
3.4
謀反を鎮圧した鷲津武時と三木義明は主君が待つ蜘蛛巣城へ向かう途中、老婆から予言を告げられる。
「はあーい、自分の心の底を覗くのが怖いのじゃ」予言する老婆、幽霊にしか見えない。
モノクロ映像だからこそ時代を感じられる良さが、時代劇怪談を見てるみたい。
用心棒より目力が強い三船敏郎、迫力あった。
能面みたいで冷酷な表情してる山田五十鈴、欲の為としか思えなくて怖かった。
ラストの弓矢は実写ならでは撮影禁止レベル壮絶だ。
森が動いた、行き着く狂気の世界は凄かった。
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