亜硝

蜘蛛巣城の亜硝のレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
3.4
ラストの矢が大量に刺さるところがとにかくすごい!!CGなしの迫力とはこのことですよ。望遠圧縮とか糸使ったりとか編集で上手いこと見せてるにしても、迫真すぎて恐ろしい……このシーンに限らず、そもそも三船さんの顔力がやばすぎるのですが…

登場人物もビジュアルで個性付けが良くできていて見やすかったです。あまりも能面みたいな顔の奥さんとか、基本的に暗い画面の中、やたらと真っ白な老婆が糸車を回してるのも印象的。

原作があのマクベスということもあって、悲劇としての完成度はまあ言いようもなく素晴らしいですね。

でもやっぱ字幕がないとセリフ聞き取れんや
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