コブラ

グラン・プリのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

グラン・プリ(1966年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

フランケンハイマーとマックィーンの因縁ゆえ良く比較されるレース映画の二大クラシックの一角。「栄光のル・マン」は狂おしい程好きなのにこちらは初見。

栄光の〜に慣れ親しみ過ぎであるからなのか、F1をシーズン通して描く点、メロいドラマパート、スピードに魂を売ったレーサー達の群像、そのどれもがめちゃくちゃ冗長に感じてしまいまってすみません。2、3度寝落ちてしまい今朝方やっと完走。

とはいえやはりレースシーンは圧巻。VFXに慣れまくった目にもド級の迫力でした。
シネラマには及ばないだろうけどPSVRのサイズを最大で観て正解だった(寝たけど)。

マックィーンの様な真性のアレは別にして、役者に実際に運転させたり、車載カメラによる撮影で臨場感を爆上げしたり、キャプ翼にも繋がるアナウンサーと解説に状況を説明させるメソッドなどなど、、、今作があるから後続車が今尚続いているという事は実感できた。











ただまあモータースポーツ自体がすでにして男根社会なわけだし時代も時代だしそれ以外に描きようがないかもだけど、レース映画の悉くで女性は添え物てチンコ共を見守るだけの存在にしたというのも今作が引いた轍かもね。とくにニーノ、テメエはダメだ。死ぬべき。

あと三船敏郎は立ち姿はハリウッドのスター達に囲まれても異質の存在感で勝手に誇らしく思ってしまいました。
コブラ

コブラ