完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。
とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。
さて、今回鑑賞した作品は……
『いつも一緒にいて欲しい』 LDで鑑賞。
1989年 アメリカ ラブコメ 先客5名様
新入生のスティーブンが一目惚れしたのはテニス部のホープ、シェリー。何とかお近づきになろうとするが、彼女を目の前にすると緊張のあまり、ロクに喋れない。しかもシェリーにはすでにボーイフレンドがいた。
どうすればいいのか悩むスティーブンに、親友のアンディがとんでもない作戦を提案する。それは ‶女装して彼女と同じ女子テニス部に入部する” というものだった!
はじめは抵抗していたスティーブンだが、それしか方法はないと、しぶしぶ作戦を実行。ステファニーと名乗った彼は、まんまと女子テニス部に入部でき、シェリーとダブルスを組むことにも成功。そしてなんとシェリーからルームメイトになってほしいと懇願され……。
ロブ・ロウの弟チャド・ロウ主演の学園ラブコメディ。今はもう50代のおっさんとなっているチャド・ロウ、最近見ないなあ。
それはともかく、本作はあくまでコメディなので、こんなのすぐ男だってバレるだろ! というツッコミは無し。主人公がスティーブンとステファニーを使い分ける過酷な二重の学園生活ぶりを笑い飛ばしましょう。
最大の難関は、女子テニス部の新入部員が全員受けなければならないと決まっている健康診断。さて、このピンチをどう切り抜けるのか。
加えて、ステファニーになっているときに、あろうことかマッチョの男子生徒に惚れられてしまうというおまけつき!
前途多難なスティーブンの恋路。そしてついにシェリーに正体が……?
ストーリーのメインはスティーブンとシェリーの恋の行方なんだけど、スティーブンの親友であるアンディの友情が結構印象的だった。
アンディは一見いい加減な男に見えるけど、スティーブンのピンチを何度も助けてくれる。まあ、手助けの方法が常にぶっ飛んでるんだけど、すごく友達思いのいい奴で、何だかそこに感動してしまった。
ヒロインがちょっとおばさんっぽい顔なのが気になったと言えば気になったけど、短い作品なので軽く楽しめた。