ヒムロ

生きるべきか死ぬべきかのヒムロのレビュー・感想・評価

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)
3.6
第二次世界大戦中のポーランドの首都ワルシャワで活動するとある劇団。
しかし戦争が始まりヒトラーを皮肉った芝居が上演できなくなってしまう。
しかしこの劇団が、ドイツ軍に占領されたワルシャワでナチス相手の大芝居を打つ日がやってくる…。

戦時中に作られたとは思えないほど内容はウィットと皮肉に富んでいて、衣装や撮影場所も見事。
サスペンス的な面白さがしっかりとありつつ、それでいて一貫してコメディとしてあり続けている。

芝居で騙す系の話の大元なのだろうか。
綺麗に伏線が回収されていて鮮やかなラスト。
ヒトラー自身は出さず対スパイという少し小さい規模でリアリティを出しているのも良い。

こういう古い映画にも吹き替え今からでも付けてくれねぇかなぁ…
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