生きるべきか死ぬべきかの作品情報・感想・評価

「生きるべきか死ぬべきか」に投稿された感想・評価

この時代に、この作品を作ったということがすごい。もちろんナチスドイツやヒトラーを徹底的にバカにした、ということもすごいけど、古い映画やからと言ってばかにできひん脚本力には脱帽。
チャップリンの「独裁者」とよく引き合いに出される本作。私にとっては、本作の方が一本の映画として全体的に良くできていると感じた。
ただ、ドイツを笑いものにするだけということに対しては否定的な意見を持ちます。最近の作品で言うと「ジョジョ・ラビット」もナチスコメディモノではあるが、やはりコメディとしてナチスを描き切ることの意味や、描き方は難しいなぁと思いました。笑い物にするだけでは意味がない。そこからどう深めていけるか、今後そのバランスをうまく魅せる映画が現れることに期待します!
ポーランドの劇団がナチスにスパイとして成りすましていくコメディ映画
ヨーゼフのソビンスキー中尉に対する嫉妬で思わず演技を辞めてしまう所が面白かった
タランティーノのイングロリアス・バスターズもこれの影響を受けてたんだなと感じる部分が多々あった
こんな内容を第二次世界大戦真っ只中に公開できるんだからアメリカって凄いなと改めて感じた
方眼

方眼の感想・評価

4.5
1942年”To Be or Not to Be”。スクリューボールコメディ観るといつも思うが、公開当時の観客は頭イイ。脚本や監督が賢くてよく考えて作っているのはわかるが、娯楽としてそれを映画館で観て楽しめるスキル。本作は、作り手側が役者と映画が心の底から好きなことが伝わる。
ropi

ropiの感想・評価

5.0
ナチスを抵抗し出し抜こうと巧妙な作戦を仕掛ける劇団員たちを描いた作品。
ハムレットの名台詞である“生きるべきか死ぬべきか”を合言葉に始まる一大芝居。劇団員たちがゲシュタポや大佐、スパイの男になりきる。しかし常に座長と妻とイケメン中尉の三角関係が絡んでおりとにかく危なっかしい。例の合言葉は妻と中尉の逢引の合図。座長はスパイの教授役を熱演しながらも合言葉が気になりすぎてホンモノの大佐の前で思わず激昂してしまう。笑
計算が狂いまくりでハラハラさせられっぱなしだったけれど終幕はスカッと。劇団員たちの軽妙なやりとりが楽しくてまんまと騙されるナチ党の面々がおかしかった!
mk

mkの感想・評価

5.0
フォローさせてもらっている方の生涯ベストということで、シネマヴェーラに行って参りました。
めちゃくちゃ面白かったです!テンポも脚本も最高!

これぞ、大人のための上品で艶のあるコメディ映画って感じで、死ぬまでに見られてよかったです。

こうんさん、最高の映画を教えていただきありがとうございました。
Fal2018

Fal2018の感想・評価

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スターウォーズの帝国軍はナチだったんだなーということがよくわかった。
MASAYA

MASAYAの感想・評価

4.1
めちゃくちゃ笑った。

最高なスクリューボール・コメディ。

かの有名なシェイクスピアの『ハムレット』の台詞が様々な合図として用いられる。

祖国ポーランドのために地下組織の座の役者たちが奮闘。

個人的にエアハルト大佐がツボ。
magnolia

magnoliaの感想・評価

5.0
長台詞の使い方

きっちりハラハラもさせられつつ、冒頭から隙あらば大小繰り出される常緑の笑いにガッチリ捉まれ、仕草にピッタリ合わせた劇伴にニヤリ、あぁ良いエンタメ観たなぁという満足感でいっぱい、これで戦争モノっていう驚き

登場人物の職業が役者、という設定がここまで良く活かされている作品も珍しい、そうや、何も劇中劇やらへんでもえぇねや、そして役者たるもの、どんな条件でも完璧なアドリブで乗り越えなくてはな!

[ lubinski, kubinski, lominski, rozanski, poznanski...we're in warsaw ]
[ they named a brandy after Napoleon, they made a herring out of Bismarck, and the fuhrer is going to end up as a piece of cheese ! ]
初ルビッチ。

戦時中にここまでナチスを揶揄して大丈夫かという凄みはあるのだけど、反ナチ、反戦という思想やメッセージ性を前面に押し出してはいない。『イングロリアス・バスターズ』の元ネタの一つでもあるらしいが、そこにあった英語、フランス語、ドイツ語など多言語入り乱れている(ランダは訛りまで指摘してた)が故のバレるかバレないかサスペンスは、登場人物全員英語話者の本作には一切なしで、意図的に緊張感を高めるような演出もされていない。ナチ軍人たちは全員アホ。エアハルト大佐と飛び降りパイロット2名大好き。ブラックユーモアもあるが、純度の高い娯楽作で、終始幸せな気持ちになって観ていた。

テンポの良い軽妙洒脱な掛け合いは楽しく、繰り返し言及される劇中劇のハムレットの台詞「生きるべきか死ぬべきか」によって発動するギャグも天丼ではあるけど、毎回笑ってしまった。サブキャラ含め登場人物たちに血を通わる演出、脚本の力の大きさを感じる。

本作やルビッチの弟子?のビリーワイルダーの映画を観るとコメディはもう大分昔に完成しているように思える。
戦争が始まるところの群衆感がすごかった。ルビッチ映画の登場人物はふるまいのかっこよさが映画的。
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