似太郎

生きるべきか死ぬべきかの似太郎のレビュー・感想・評価

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)
5.0
ヒエ〜ッ!!😵これが本当に戦中に作られたコメディなの〜?と思うくらい、お洒落な作品。
ある意味人間性を小馬鹿にした感じが伝わってくる。

エルンスト・ルビッチ監督のスピーディーな語り口が素晴らしい、反戦喜劇。演じることで生き延びる、舞台俳優たちのサバイバル人生。

のちに『メル・ブルックスの大脱走』としてリメイクされたこともある人気作品。こんなにも夢があり洗練されたタッチの反戦映画は見たことがない。本作と肩を並べるのは増村保造の『赤い天使』くらいのものだろう。

どちらにしろ全くメソメソしていない点が驚異的だ。全編あっけらかんとしていて最高‼️ あのフランソワ・トリュフォーが惚れたのも良く分かる凄い作品。
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