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浮草の宿のseapony3000のレビュー・感想・評価

浮草の宿(1957年製作の映画)
4.0
あらゆるピンチにはギターの流しで登場する春日八郎と5年ぶりにハマに帰ってきた二谷のノワールのアンマリアージュ盛り合わせ。二役のヒロインは山岡久乃。山岡久乃のフレンチカンカンもみられる。回想パートもまた演出凝りまくり。春日ハチさんの妹さんとの赤い靴ロマンスパートも海老反りキスにお姫様だっこ。麻薬船長に英語散々喋らせといて「アンダスタン?」に「いや、わからない!」のひと言で済ます安部ボス。ホットミルク飲みながら殺しの指示。ガラスの扉閉じたら会話が篭って聞こえたりとかほんと細かい。クライマックスのダンプカー攻め、ダンプがダンプにやられるセンス、ダンプに飛び乗って二谷を助けるも撃たれた山岡久乃をほったらかしにして立ち去ろうとする二谷にゾッとしかけたけど、警察来たらお姫様抱っこ再びの二谷。港湾警察なの?春日ハチ、制服姿でもガンガン歌ってて最高。オザショーのドザエモンがあがった場所は「俺は待ってるぜ」のチャン裕のレストランのとこだった。
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