この壮大な室内劇はいかにもスピルバーグがやらかしそうなやつ。でっかい空港ロビー内を縦横無尽に動き回るカメラすげーなの記憶だったけど、撮影監督ヤヌス・カミンスキーだった。でなんと全部セットだった。なんちゅーセット。本物JFK空港では撮影許可おりずってことらしいけどお陰で縦横無尽やり放題。思えばずっと壮大なオモチャで遊んでるようなスピルバーグ。シリアスネタもちょくちょく取り込むのは、壮大に遊んでばかりの後めたさからだったりして。モデルになった人はドゴール空港になんと18年も住んだイラン人やと。トム・ハンクスの東欧風言語はなんとアドリブの架空言語やと。タモリと麻雀して欲しい。日本の入管センターの方々に特に観て欲しい。
