こばまさ

ターミナルのこばまさのレビュー・感想・評価

ターミナル(2004年製作の映画)
4.0
シネマdeショー!のお時間です。
第11回目は、ちぃちゃん選定作品
『ターミナル』

ワタクシ、何を隠そうトム・ハンクス出演作を観た事がありません。
正確に言うと、おそらく80〜90年代の作品は観た事があるはずだけど、記憶にないので。
そんな、記念すべきトム・ハンクス作品の一発目がコチラ。
それでは、失礼のない様にいってみよう🛫


-クラコウジア人のビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、ニューヨークに向かうためJFK空港に到着した。
しかし、祖国であるクラコウジアでクーデターが起こった事により、彼のパスポートは無効になってしまい、入国ビザは取り消されてしまう。
アメリカに入国する事も出来ず、母国に帰る事も出来ず、行き場を失ったビクターは、空港のロビーで待ち続けるのだった-

“トムハンクスSHOWTIME‼︎”


なるほどなるほど。
トム・ハンクスってこういう人なのね。
元々コメディアン上がりという事もあり、だから何かと表情や動きが面白いのか。
正直苦手意識があったけど、もう大丈夫そうです。

そもそもが、巨匠スピルバーグ監督と言ってしまえばそれまでなんだけど、エンタメ作品としてのレベルが高すぎる。
他の作品は観てないけど、トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグのコンビは最強なんだろう。


では、キャストに目を…向けようにも、トム・ハンクスの存在感が全てな映画。
しかし!まさかのここでまたキャサリン・ゼタ=ジョーンズと再会!!
これは本当に狙ってなくて、たまたま出演作に当たったので、もう運命だと思う!

そのキャサリンは客室乗務員役なんだけど、このキャリアウーマンスーツ姿が眩しすぎてもうメロメロ。
この作品は2004年なので、『オーシャンズ12』と同じ時期。
この頃のキャサリンはマジでヤバい。
役柄は39歳の設定だけど、33歳や27歳とサバを読む女性(39→27は流石に無理だろ!

そして、幾度となくビクター(トムハンクス)と対立する、空港の国境警備局主任役のスタンリー・トゥッチ。
この人がいなかったらこのストーリーは成り立たない程、嫌な役回りではあるけどどこか憎めない良いキャラクター。
ちょいちょい笑わせてくれる。

1番驚いたのが、入国官係役のゾーイ・サルナダ。
GotGのガモーラじゃん!!
若い!めちゃくちゃ可愛い!
この役どころも意外と重要だし、ビクターとのやり取りが徐々にツボる。

他にも、空港のスタッフ達もみんないい人だし面白いし、それぞれキャラが立っててどこを切り取っても面白く仕上げるスピルバーグ監督は流石でした。


作品のジャンルはロマンティク・コメディらしいけど、ヒューマンドラマでもありファンタジーの様な世界観もあり、現実と異世界の狭間に誘われた不思議な感覚を得る作品。

クライマックスも終わり方も素晴らしく、非常にハートフルな映画でした!



ちぃちゃん、お疲れ様ー!
これは面白かった!
初トム・ハンクスでこの面白さにはビックリしたよ〜!
これからは、少しずつトム・ハンクス作品にも手を出して行こうかな?
次回のシネマも、よろしくdeショー🎞
こばまさ

こばまさ