お待たせしました(待っていたのはおそらく2人ぐらい…
『体温』から1週間、胸糞が観たくて観たのに逆にモヤモヤしたままだったので、やっぱりこっちも観ます。
それでは、なるべく平常心を保ちながらいってみよう。
-鬱気味の母親と、サラリーマンの厳格な父親を持ち、来年に受験を控える女子高生・楓(水井真希)
数週間生理が来ていない楓は、そのことを誰にも言えないまま日々を過ごしていた。
そんな中、楓はお腹の中の命が自分に向けて愛情を放っていることを感じ取り、産みたいと思い始める-
“胸糞が…キター(°▽°)‼︎”
ある意味、求めていた胸糞がそこにはあった。
これが初監督作品て…緒方監督だいぶヤバいよね?
しかもこの人、福岡の人だった…
同県民として、誇らしくもあり複雑な心境です。笑
内容としては、モラハラ&近親相姦の父親が主役?ですね。
食卓に並んだフォークとナイフを、執拗にティシュで拭き拭きするシーンが1番印象的だった。
終始定点カメラ、悪く言えば防犯カメラを除いている様な感覚に陥り、その距離感とブツ切りによってどこまでも闇に堕ちていく。
なかなかしんどい内容だけど、流石は緒方監督だなと思わせてくれる作品でした。
そうなると…尚更『体温』が微妙すぎて腑に落ちない。