すたんぐ

第7鉱区のすたんぐのレビュー・感想・評価

第7鉱区(2011年製作の映画)
5.0
正直、モンスターパニックが昔から好きな自分としては、一番大事なのはモンスターがしっかり出てくるかどうかで、いつになっても出てこないとか、そういうのは「ちょっと・・」という感じなんですが、この作品はフルCGのクリーチャーがガッツリ出てくるので大好きです。「CGがよくできていない」という意見も見ましたが、そんなことはありませんよ。キャラクター描写もしっかりしていたりするのですが、まあ、何といっても終盤のクリーチャーとヒロインとのガチバトル。これでしょうね。これはクリーチャーを小出しせざるを得ない作品ではできないことです。油田の甲板でクリーチャーとバイクで追いかけっこしたり、鈍器でクリーチャーの顔をぶん殴ったり、タンクトップ姿のヒロインがクリーチャーがにらみ合ったり、とりあえず最高のシーンが多過ぎるので前半がちょっと退屈でもここでの加点が多過ぎるんですよ。伏線も回収されますし。そもそもしっかりとしたCGでクリーチャーを作ってガッツリ暴れさせる映画って近年そんなにあるわけではないので、こういう作品と出会えると本当に嬉しいんです。舞台が隔絶された油田ってのも最高ですね。深海にはどんな生き物がいるかわからないぜ!
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