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ザ・セルのILLminoruvskyのレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
3.5
監督: ターセム・シン
脚本: マーク・プロトセヴィッチ
撮影: ポール・ローファー
音楽: ハワード・ショア
出演: ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン、ヴィンセント・ドノフリオ、他

ヒロインが昏睡した猟奇殺人者の精神世界に潜入し、被害者の監禁場所を探るスリラー映画。

ストーリー的には『羊たちの沈黙』+『パプリカ』なのですが、SF要素の精神世界の映像美が非常に特化していた作品でした。
まず、オープニングの圧倒的に美しい圧巻の映像からターセム・シンの世界観が炸裂してました。
シュールレアリズムやダミアン・ハースト等の現代アートを引用したであろう精神世界の映像表現が素晴らしく、石岡瑛子による衣装も映えまくっていました。

TV画面から流れる映像が『ファンタスティック・プラネット』なのもらしくて好印象。
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