熊澤

ザ・セルの熊澤のレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
3.7
面白い。
頭の中は何でもありだから作者の好み・センスが全面に出ているだろうなと思いながら見た。錯覚を覚えるような感覚に陥ったり目に楽しくて見入った。

違和感がある部分は主人公。
子供は守るべきだとは思うが、子供全員が悪意もない純真無垢だと信じきっているような言動だった。実際の子供ならまだしも、犯罪者の頭の中の子供の姿をした何かにも同じ感情を持っていて不気味に感じた。作者が聖母・理想の女性による救済を具現化したよう。
熊澤

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