なつめ

ザ・セルのなつめのレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
4.0
圧倒的映像美が本当に素晴らしい。

精神世界の表現がキャサリン、少年、カールと3人分出てくるがそれぞれの個性がハッキリしていておもしろい。
カールの世界は暗く冷たく歪んでいて、正視できないようでいながら細部までじっくりと見たくなる。

ストーリーはシンプルながら、精神世界との往復で「今度はどんな風景だろう」という興味をかき立てられ飽きることがなかった。

ファンタスティック・プラネット
(観ながら寝るには適さない映画…好きだけどね)
スライスされた馬
(予想より美しいシーンだった…ってそこ通るんかーい)
洗礼式で逆転する映像
(グルングルン)
監禁槽
(虫の観察ケースみたい)
腸巻き揚げ機
(巻いてる王様楽しそうでちょっと可愛いと思ってしまった)

グロテスクと美しさは紙一重なのかも…

自分の精神世界はどんなんだろうか
優しくて暖かいといいけど…ホラーとかサスペンス好きだし黒色と赤色がメインかもしれないなぁ

しばらく夢に出てきそうです。

ラストシーン美しくてちょっと泣けました。
なつめ

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