自由で幸せな世界を求めて…。⛰
実話を基にしているというのが驚き。
社会には理不尽なことばかりで誰でも逃げ出したいと思うことはある。
でもそれを実行する覚悟と力が無いがために実際に行動に移すことは難しい。
この主人公は頭も良いし、才能もある。
わたしから見たら可能性に満ちた存在であるのに荒野で生きることを決めたのは非常に勿体無いことだと思ってしまった。
それ以上に窮屈な生活だったのかもしれないが、一文無しの状態で険しい大地をいざ目の前にして消極的にならないのは並みの神経じゃない…。
広大な自然に憧れることはあるけど、1人でそこで生きられるかと言われたら話は別。😰
でも旅先で出会う人々と過ごす時間はとても素敵。
喜びや幸せは人と分かち合うからこそ、そう感じる。
彼の旅でそれを改めて教わった気がする。
彼の最期は、きっと彼自身が想像していたものとは違うだろう。
これがフィクションだったらこのような最期はあり得ないくらいの衝撃だった。
自然が牙を剥いた瞬間。
これが荒野で生きるということだと体現された気もする。
彼の求めた幸せは荒野にあったのか。1つだけ言えることは、荒野で生きた者にしか気付けなかったことを彼は知ってるということ。
ていうか、幼いクリステン・スチュワートがどちゃくそカワイイ。