イントゥ・ザ・ワイルドのkinoのネタバレレビュー・内容・結末

文明社会にとらわれない生き方の先に主人公はさまざまな教訓を学ぶ

裕福な家庭だが家庭環境が複雑で親に好かれる生き方をしていた主人公が大学卒業とともに身分や所持金を全て捨てて放浪の旅に出る。その放浪生活の中でさまざまな人と出会い、アラスカの自然の中で一生を終える。

この主人公は今まで家庭で無理して生きてきたが、放浪生活の中で何も持たないありのままの自分を受け入れてくれた人たちとの関わりが嬉しかったのでしょう。そして、作中に登場する詩にある「物事を正しい名で呼ぶこと」この詩は自分なりの解釈だが、主人公が心から求めていたことなのだと思いました。両親の期待に応えるための生き方ではなく誰でもない自分を受け入れて欲しかったのだと感じました。