ウォーリーがすごく可愛らしい。
台詞がほぼないのに、ロボットなのに、感情を表現できるってピクサーすごいなーって思った。
あとは全体の世界観が色々考えさせられるものがあった。
大量のごみで汚染されて地球に住めなくなって、地球を捨てて巨大な宇宙船で暮らすようになった人間たち。
そこは移動手段も身の回りのお世話も全部ロボットがやってくれるから、みんな肥満体型で自分で歩くことさえできない。
便利と引き換えに人間らしさみたいなのが失われていて、そこには植物も人間以外の動物たちもいない。もちろん自然というものが全くない。
数百年後、本当に起こり得そうな世界だなーってぼんやり考えながら見てた。
もうすでに起こり始めてることだよね。
環境汚染に対する圧倒的な当事者意識のなさとか。
人間は一度楽を知ってしまうとなかなか戻れなくて、技術の進歩とともに人間自身の能力は退化していくよね、とか。
けど船長が地球に帰りたい!自然に触れて、自分の足でダンスをしたい!って思って行動してくれてよかった~救われた!
そういうところはさすがディズニー。ちゃんと大事なことを教えてくれる。夢がある。
想像以上にとてもいい映画でした!
珍しくすごく長文で感想書いたーっ(笑)