t

浜辺の女のtのレビュー・感想・評価

浜辺の女(1946年製作の映画)
3.7
冒頭からマヤ・デレンばりの超現実的イメージが表すように(そういえば「狩人の夜」でも美しい水中シーンがあった)、これは男の過去を起点とした妄執の物語であると推察する。
婚約者と浜辺の女、二人の女性はその勝手な妄執に振り回されて気の毒である。だからどうしたという訳でも無いが、妙な味わいが残る。
本作で浜辺を走るのは馬に乗った男だが、ホン・サンスの同タイトル作では車に乗った女である。だからどうしたという訳でも無いが…
t

t