このレビューはネタバレを含みます
過去に囚われている男たちが自己を解放するために、穴をあけたり、ぶっ壊したり、最後には家を焼く。これらの発端はもちろん女で、暖炉に火をつけ、タバコに火をつけ、最終的には「導火線」に火をつける。女は「ファムファタール」的な役割だが、男達を堕落させたりはしない。「ビターな」ハッピーエンドがいい。
批評家達の評価は惨憺たるもので、ボロクソだったらしい。擁護して論陣をはった1人が、F・トリュフォー。
「さすがトリュフォーおじさんだなあ」と肩を叩きたいところだが、おじさんの作品をすこししか観ていないので、気軽にやれないところがつらい。
DVD(10/6/2015)*再鑑賞