ダース米田

アイ・アム・レジェンドのダース米田のレビュー・感想・評価

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)
3.5
21世紀初頭、とある科学者によってがんの治療薬が開発された。ところがその薬は突然変異を起こし凶悪なウィルスへと変貌。その後は接触と空気感染によって地球全体に蔓延した。
その結果人類の90%以上は死滅してしまい、残りは死にはしなかったもののダークシーカーと呼ばれる怪物と化してしまった。
唯一感染を逃れた科学者ロバート・ネビル博士は、たった一人でウィルスのワクチン開発に取り組んでいた。

原作は数あるゾンビ映画へ影響を与えたとされるSF小説です。
無人と化したニューヨークの街で一人孤独に生きるネビル博士を演じるのはウィル・スミス。SF映画への出演が多いウィルですが、本作はアクションよりも演技派寄りで、陽気なキャラが多い他の作品とは異なります。
ジャンル的にはゾンビ物なんでしょうけど、劇中のパニック展開はやや少なめで、全てを失って孤独になっていく男の悲哀が印象的な作品でした。

物語はまあ普通に終わったけど、もう少し外の世界のことを紹介できてたら良かったかなと感じる。
ダース米田

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