ご飯盛り盛り森鴎外

アイ・アム・レジェンドのご飯盛り盛り森鴎外のレビュー・感想・評価

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)
3.5
ウィル・スミスがカッコいいなあと終始感じる映画でした。

内容としては所謂ゾンビ系に近いもので、紫外線に極端に弱い化け物の治療薬を探し続けるネビル博士が主人公です。
生存者が自分一人になったNY市内で暮らしているという設定なのですが、その立ち居振舞いが本当に一人になってしまった人って感じがして本当によかった。犬のサムをパートナーとして活動していますが、マネキンに話しかけたり犬に「(自分の)誕生日パーティーはやってくれるのか?」と聞いたりと、こう独り言を言うシーンが本当に印象的でした。

エンディングが二つ存在しますが、私は今回通常版を視聴しました。このエンディングですと作中の伏線が全て回収されていないので、少しクエスチョンマークが浮かぶ終わり方になりました。全体的な雰囲気はスゴく終末世界って感じが上手く構成できていて良かったので、視聴する際は別バージョンのエンディングの方を見た方が良いと思います。