ふろいと

ゾンビ/米国劇場公開版のふろいとのレビュー・感想・評価

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)
3.0
ジョージ・A・ロメロ監督が18年に発表した、『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』(68年)に続く、"リビング・デッド"シリーズ第2弾。
「生き返った死者が、人間を、襲い、その肉を食らう」「ゾンビに噛まれた人間もゾンビとなる」「ゾンビは脳を破壊しないと死なない」たいう1作目で構築したゾンビ映画の基本原則を踏襲し、トム・サヴァーニのてがけるリアルで強烈な特殊メイクアップ効果による残酷描写をふんだんに加え、格段にスケールアップさせて描いたゾンビ映画の頂点にして決定版。

面白かった……が、しかし古典というのもあるし、バイオハザードとか観てたからこの映画衝撃度がそんなにない。逆に新鮮に感じたのがゾンビがそんなに脅威ではないコミカルな感じで描かれてたのでちょっとだけ面白い。
ゾンビよりも人間の方が醜いことを丁寧に教えてくれたように感じた。ラストシーンの黒人ヒーローがヘリに乗っていくのはちょっとウルっとした。
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