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素晴らしき哉、人生!のKotaSaitoのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.7
2020年100本目、そしてこの1年の締めはこれしかない「素晴らしきかな人生」

この時代の映画って、白黒だからか、クラシック音楽だからか、背後のガヤガヤ感からか、始まった瞬間にもうエモさを感じさせてくれる。

そして、素晴らしいのはやっぱりラスト30分!

「たとえ大きな成功をしなくとも、確実に自分の存在はだれかの人生を変えている。
そして、結果的に世界を変えている。」

でも、それは当たり前なことでもあるし、今さら誰かが演説しても、本に書いても、あまり刺さらないんじゃないか。
こんな普遍的メッセージを感動をのせて届けられることこそ、映画の素晴らしさではないかと、改めて映画というエンターテイメントがもつ力の偉大さにも感動。

もう何度も言うけれど、映画くらい、ありきたりなハッピーエンドであってほしいと思う今日この頃。笑

ちなみに、スピルバーグ監督が影響を受けた7作品のうちの1つらしいけども、あとの6作品なに。笑
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