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素晴らしき哉、人生!のひねもすのネタバレレビュー・内容・結末

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

評判が良かったので見てみた.
ひたすら主人公の人の良さとその積み重ねの人生という感じ.

ポッターは結局何も変わっていないし.お金についても人柄についても.ただ,それが良いというのもわかる気はする.ラストで都合よくポッターが改心して丸く収まるよりは積み上げてきたものに助けられるという方が納得できる.
あとは,そもそも主人公を追い込んだ最後の出来事(お金の紛失)の責任も本当は主人公にはないので(会社としての責任や,結果の主人公自身への影響はあるが),結局のところ主人公はただただ周りに振り回されながら周りのために動いているという感じで果たしてジョージ(主人公)は救われたのだろうかと少し考えてしまった.ジョージが必要な存在であるのはわかるし,やってきたことが多くの人を救っているのもわかる.ただジョージ自身のやりたいことを犠牲にしてきたというのも事実なので….最終的な個人の結論としては,人生はやり直す事ができないし,価値の置き方も人それぞれなので,ジョージ自身が結果的に自分が積み重ねてきたものに対して素晴らしいと思えたならそれは素晴らしい人生なのだろうというところに落ち着いた.
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