わらびもち

素晴らしき哉、人生!のわらびもちのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.0
一度きりの人生。
できることならやりたいことを全力でやって悔いなく終えたい。

でも実際はこんなふうになりたい!あんなふうになりたい!と膨らみすぎた理想とこれといった変化のない平凡な現実との間で「自分の人生って何なんだろう...」と苦しんでモヤモヤする日々。理想が現実になることってきっと稀だしそれこそが人生なのかもしれない。

この映画を観て、たった一人の命だけでも実は多くの人の人生に影響を与えていて、自分には平凡で大した価値がないと思えてしまうような人生でも実は大きな価値があるんだと思えた。

人間は互いに影響し合うとともに、支え合い生きている。ジョージのように見返りを求めないで普段から多くの人に親切にすることも大切だということを感じた。

モヤモヤばかりが募って厚くて黒い雲で覆われていた心がこの映画に出逢って少しだけ晴れた気がする!

素晴らしき哉、人生!
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