KANIO

素晴らしき哉、人生!のKANIOのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
5.0
言わずと知れた名作。
ヒューマンドラマの究極系。

130分に渡る長めの上映時間の中で描かれるのはあくまでも「ジョージ・ベイリーの物語」であり、嫌な奴に対する”天罰”や”報復”の描写が完全にオミットされてる所がこの作品の本質を象徴している。
悪い奴が自分の人生に侵食してきた時に立ち向う勇気さえあれば、そこに”復讐”は必要ないしそいつの”結末”だって気にならない。

何回観ても、最後が素敵すぎて泣いちゃうんですよ。
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