ジャッキー映画ここにあり!
日本上映時のキャッチコピーは「映画インポもこれでビンビン!」だった。この言葉に偽りなし!俺ももうビンビンです!
ゲームと称して警官を殺しまくる非道なコンピューター若者軍団に、部下を奪われたジャッキー刑事が立ち向かう!
昔のポリスストーリー(特に1)の流れに沿った格闘シーンおさえめ&シリアスな他のジャッキー映画とは違う空気。
最初一時間ははらわたにえくりかえります。ジッと耐えてください。
しかしジャッキーを助ける若者の登場から話はだんだんといい流れになってく。再び悪い流れになるも、警察署の皆さんのナイスプレイに笑いながらも感動。特にジャッキーを嫌ってたはずの高田延彦似の刑事(以下高田)がいい。そして一気にクライマックスの大アクションシーンへ!
この映画のいい所は、ジャッキーが憎むべき犯人達を一切殺していないとこ。憎いやつらをただぶちのめすのではなく、まっすぐな心で当たってく。最初にすごく感じる犯人達への憤りが、本当にスカッとなくなる。最高のカタルシス。
それまでのジャッキー映画を彷彿とさせるバスの上アクションや大落下アクションは懐かしいかぎり。ゲームと言って人殺しをしていた若者達がおもちゃの山の中にぶっとばされるのがいい。最後の伏線もいい。
ドーム状の屋根になぜか机があるのは大爆笑だったけど。。
ジャッキー好きじゃない人も見てみてほしい。