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バスケット・ケース2のmartroniksのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース2(1990年製作の映画)
2.9
名作と言われている一作目は未見。この二作目は賛否分かれているらしい。
ガッツリ続きものなので冒頭全く意味が分からなかったが、主人公二人は元々シャム双生児だったのを切り離されたという事が徐々に分かってきてから話に乗れた。
先日観た「悪魔の植物人間」同様、異形の人達が出てくるが、こちらは作り物。一応身体に奇形がある人達とされているけど、そのデザイン(?)がエスカレートし過ぎで完全に宇宙人で、SWep4に出てくるモスアイズリーの酒場なんかを連想した。しかしやっぱり着ぐるみの実在感と重量感、そして80年代的チャチさが良い。
物語の展開がややじれったく感じたりもしたけど、見所としては途中出てくるお化け屋敷(?)のおじさんのキャラがヤバい。ガチもんのホワイトトラッシュ臭がハンパない。何者なんだよあのおっさん。
それと、お兄さんの強烈なラブシーンからラストのあの展開は素晴らしいと感じた。
作り手(一作目撮った同じ監督)は嫌々作ったらしいけど、自分的にはかなり楽しめた。
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