ハリウッドが生んだ２大モンスター「エイリアン」と「プレデター」が夢の共演を果たした作品。最初は色モノ映画と思っていたが、いざ観始めると両モンスターともキャラが確立されているせいか中々面白い。
それぞれ単独で公開された当時は、人類最強の敵としてリプリーやジェイファー少佐と死闘を繰り広げてきた両キャラクターだが、本作では、どちらかと言うとプレデターが人類の仲間寄り(？)として描かれている。本能のままに人間を襲うエイリアンに対し、終盤にはプレデターが主人公と協力して戦ったり脱出したりとコントのような展開を見せてくれる。
内容的にはあまり褒められたものではないが、エイリアンとプレデターの戦いはどちらが勝利するのか最後まで気になり見入ってしまう。暴れ回るクィーンも迫力満点。続編を匂わせるエンディングもファンにはたまらないだろう。
