ワッツマイケル

お葬式のワッツマイケルのレビュー・感想・評価

お葬式(1984年製作の映画)
3.7
 細かく覚えていないけれど、面白かったのを覚えている。こういう日本映画が好き。多世帯で暮らしお年寄りが短いだったこの頃と現代とでは死生観も多少違い、この空気感はもう過去のものかもしれませんね。まだ観てない方、安心さして下さい。悲壮感はあまりなく(たしかそうだちだった)、コミカル路線です。
シャルウィダンスやウォーターボーイズを見た時も「世界で愛される」と思ったけど、今作もそのひとつ。こういう作品を見ると、人の営みの中に優しさや愛おしさを感じます。何も完璧でない人間性や日常を愛でる、とても肯定的な人生観を感じます。勝手に私の中でジャパニーズヒートフルと名付けてます。