日本でドラマ用にリメイクされた「ダブルフェイス」を先に観てしまっていたので、シナリオが分かってしまっていたことが悔やまれる。レビューでも評価が高いが、やはりシナリオが面白く素晴らしい。飽きさせない展開と、主役二人の微妙なポジションがなかなかニクイ。
とにかく、アンディ・ラウとトニー・レオンの二人がカッコイイ。日本のドラマでは、西島さんと香川さんだったと思うが、西島さんのキャラはかなり似ていて、香川さんは全く別のキャラになってたんだな。（笑）
アンディ・ラウは、一見、表情に凹凸がなさそうに見えるが、非常にいい表情を持っていて、絵面もすごくかっこよく映える。演技も雰囲気もとても良かった。日本のドラマと、若干、ラストが違うのと、主人公二人を取り巻く女性二人の存在感が薄くてあまり効果的でなかったところが、ちょっと違った。映画では、もうちょっと周りの人間関係を深く描いても良かった気がする。若干、アンディ・ラウの気持ちの変化が突然すぎる印象があった。
あとは、音楽の使い方が、ちょっと古い感じだけど、十分シナリオが楽しめるので男性も女性にもおすすめできる一本。
「ダブルフェイス」よりも、オリジナルの作品の方が好きだな。
あとは、すっかり見逃している、ハリウッドでリメイクされた、ディカプリオの「ディパーテッド」も観ようかな。
