なっちゅ軍曹

インファナル・アフェアのなっちゅ軍曹のレビュー・感想・評価

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)
4.0
非常に優れた脚本を男臭さで彩った作品。マフィアの手先が警官に、警官の潜入捜査官がマフィアに潜伏し、互いに潜入者を探すというアイディアがノーベル賞モノだと思う。トニー・レオンの「哀愁」という言葉を体現したような目が最高。アンディ・ラウの野心的な表情との対比も素晴らしい。ラストは賛否両論あるが、個人的には否の方。あまりにも救いが無さ過ぎる。まだハリウッド版『ディパーテッド』の方が好きな終わり方。