ショート・カッツのフジマークスのネタバレレビュー・内容・結末

カメラがじっくりとズームすることで、自ら寄り添う形で人物に思いやりを持って行くような感じがする。
この映画におけるカメラのまなざしにはシニカルさと、優しさを感じる。というか、カメラというものは本来そういうものなのかもしれない。
人の周りに起きている出来事を、自然に映し出す。映し出されたものたちのことを、どんなに可笑しくても愛すべきもののように思える。