ショート・カッツの作品情報・感想・評価

「ショート・カッツ」に投稿された感想・評価

ミク

ミクの感想・評価

4.5
次々と起こる珍妙な事件はどこか現実味があって人事ではない感じ。いつも被害者ぶってたら実は加害者であったときの落ち込みはされど、結局自分の幸せ中心に世界は動いてる。諦観なオープニングから、メインキャスト総勢22名一人一人に罪悪感や嫌悪感の爆弾落とし込む手腕に脱帽。
96さん

96さんの感想・評価

3.5
小説家、レイモンド・カーヴァーの

9つの短編と1つの詩を元に作られた

LAを舞台にした様々な人物を

絡んで描かれるヒューマンドラマ

2rd

坦々とした

ストーリーの中
人々の
繋がりと
偶然のスパイスを
ほどよく盛り込み
豪華すぎる

演技派キャストを

存分に使う事で、
味があり、
いつまででも
観ていられるような
ヒューマンドラマ☆

ただ長すぎる180分☆

日常の中の

非日常?

非日常の中の

日常?

不思議な

感覚を持って描かれる

ストーリーは

伏線か?
と思うと特に何もなく、
何もないと

思った所が伏線になったり
突っ込みたくなるような
展開の連続☆

ごくごく普通の
「人生」が
薔薇色にも
土気色にも

見えるような
演出で描くこのドラマは

観る人によって
感じ方が千差万別な

映画な気がします。

ちょっと寝ながら、
お酒を飲みながら、
休憩しながら
何度も見るべきなのかも

味のある

映画が見たい。
そう思った時にオススメ☆

完全大人向け、

子供NG☆

赤裸々です
とり

とりの感想・評価

4.5
"We're prisoners of life♪"不器用な人間模様が微かに交錯していくその瞬間、人間の不完全さを愛す。名匠ロバート・アルトマンの下に豪華な面子が顔を揃えた(彼お得意の長尺)三時間超もに至る気の遠くなる群像劇。一見脈絡なく共通点のないキャラクターや物語同士が楽しく心に強く残って満足のいく全体像を浮かび上がらせていく。ウィットに富みシニカル、アイロニカルな眼差しの中にも微かな温かみも。皆嫉妬したり焦燥したり本来交わるはずのない他者に近付いたり、ぎこちなくも誰かとの繋がりを求め生きている。日々の描写の中に不和の拡がるような衝突の種が蒔かれていく鋭い洞察と衝撃展開からの曖昧な結論。誰もが問題を抱えていて、数シーン毎に各人の番が巡ってくるから嫌でも忘れない。ティム・ロビンスやビリー・ボブ・ソーントンが馴染みのないキャラクターや風貌を演じている。またここに出てくる女優は皆それぞれに一番美しく輝いていた時のようにも思える、無論歳を重ねるほどに本島の美しさを身につけていくという考え方もできるけど。皆まだ若くギラギラしているからこその風呂敷の広げ方に挑戦のし甲斐がある。個人的に好きな映画の一本にポール・トーマス・アンダーソン監督『マグノリア』(←ジュリアン・ムーアも出演)があるので本作にも少し近しいものを感じて嬉しかった。またボクも含めて日本人大好き『ラブ・アクチュアリー』などの語り口も本作のような前例が高品質で作られてきたからこそ。それだけカメラの寄り方一つ取ってもクラシックなのに全く古びていないメッセージ性。人生浮き沈みなるようにしかならない時間の囚われ人たち。

「死体をほっといて魚を釣ってたわけね」"There are no birthdays! He is dead! You bastard! Goddemn you!"「こんな暮らしいつか浮き上がってみせる」
TOMATOMETER95 AUDIENCE88
Critic Consensus: Robert Altman's ensemble drama deftly integrates its disparate characters and episodes into a funny, poignant, emotionally satisfying whole.
aoi

aoiの感想・評価

3.7
オープニングが素敵すぎる!
様々なフォメーションを取りながら、害虫駆除の薬を散布するヘリコプター。
合間に浮かび上がるクレジットと夜空のコントラストがとても綺麗。

いくつかのストーリーが細切れに、同時並行して進んでいく。群像劇ものにしてはユニットが多めだと思うけれど、きちんも描きわけができてるから、ちゃんと把握できる前半。だんだん繋がりが見え始める後半。
会話はナチュラルに下品な下ネタジョークが多いのは実にアメリカ映画らしいな。

なんだか諸行無常なお話だったなぁ。
誰かがしあわせな瞬間、誰かが悲しみに打ちひしがれてる。どうしようもない事が、平等に降り注ぐ事だってある。
皆なにかを抱え、それなりに他人と関わり、でも当然他人のことは二の次。全員がそれぞれの尺度と時間で生きてるからだ。

違う形、色、質感のピースがあつまり、歪でも一つの社会という形をつくってるということかな。
群像劇は丸く収めりゃいい、という印象があったけど、ただのお祭り映画ではなく、本作の社会の切り取り方は結構好き。


# 259/2018
yadakor

yadakorの感想・評価

2.0
ナッシュビルとかマグノリア見たときも思ったが、これだけの人数が並行して登場するのは異人種にとってはきついものがある(名前覚えられないとか)
つーかこれ系の群像劇の嫌いなところは、死ぬほどテンポが悪いこと 並列で扱う以上しょうがないけど、かなり集中して見てるつもりでもこれなんの映画なんだろうってなる
3時間越えの群像劇だけど、最後までダラダラ見れた。ラストのオチは、マグノリアを先に見てなければ衝撃的だったんだろうなー。マグノリアの元ネタ、コレだったんだ。
レイモンド・カーヴァーの短編小説をもとにロバート・アルトマン監督が、アメリカの住宅地に住む9組の家族・友人総勢22人の登場人物の日常を同時進行に描いた群像劇。

ワンシーン数十秒~数分で次々と場面が切り替わるせわしない展開に誰が誰だか分からないまま進むが、しばらく見続けるうちに「この人のこの人がお隣さんなんだ」「ここ同士が友人で、あの人があの人の旦那で」「こことここが不倫してるんだ」と分かってくる。登場人物が意外に身近な関わりを持っていたり、愛があったり裏切ったり、死に関わったり傍観したりと人生に起こる日常のあらゆる状況を客観的に眺めてる気分になる。

人生の経験を積むことで劇中の誰かに感情移入したりまたは嫌悪感を抱いたりと見るたびに違う感想になる。何年かおきにふと急に見たくなる作品。

個人的にはレストランで働く女性とアル中の旦那の夫婦が、緊張と倦怠感が入り交じった生活の様子がなんだかとてもリアルに感じられ心に残った。

作中から感じる死の臭いや性の差し込み方から、古谷実作品や「マグノリア」、ドラマ「ツインピークス」などを連想した。
shatoshan

shatoshanの感想・評価

4.3
思ったよりマグノリアだったが、こっちのが各キャラクターの諦念的な仕様の無さが前面に出ていて好きだ。特にトムウェイツがハマり役すぎる

アニーロス、動いてるの初めて見たけどババア過ぎて歌聴いてもわからないのちょっと悲しい。アニタとのエピソードとか挟まれると尚更……
あと字幕のなっち語頻度が高い
ジュリアン・ムーアの下半身丸出し!
凄い群像劇… 長いけど、良くまとまってます。短編小説をまとめたっていうから見事。不明な点は色々あるが、今観ると豪華なキャスティング。フランシス・マクドーマンドが女盛りなのも凄い。飽きずに観れます、、
MICKKICHI

MICKKICHIの感想・評価

3.6
レイモンド・カーヴァーの短編を数編、1本の脚本に纏めたアルトマン監督の手腕?が凄い。
ロスアンゼルスの人間模様を群像劇で描く。
原作を先に読んだ方がドラマに入りやすいと思う。
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