ボディガードのフランク(ケビン・コスナー)は歌手レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の警護を引き受ける。やがて二人は惹かれ合い一夜を共にするが、フランクは距離を置こうとする。事件はレイチェルの姉ニッキーが脅迫の主だったことがわかるが彼女は殺され、真犯人がレイチェルの命を狙っていた。
公開当時、誰もが夢中になったはずで、自分ももれなく劇場に足を運んだ、青春時代の思い出映画だ。
洋楽は大好きだったが、この映画のホイットニー・ヒューストンは魅力的過ぎるし歌が良すぎる。これもご多分にもれず、サントラを買ってしまった。
内容は悩める男と、強いが幼い女が出会い、別れる姿を音楽とアクションを交えて描いたものだ。
ただ、もっとしっかり別れを悲しみいっぱいに描いて欲しかった気もする。
この頃のケビン・コスナーは「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「JFK」の後で絶頂期だ。何やったってかっこいい。
その後、キャリアが心配される時期があったが、「エージェント:ライアン」や「ドリーム」などでしっかり渋いオジサンになってて嬉しい限りだ。
真犯人を演じたトーマス・アラナは「レッド・オクトーバーを追え!」なんかでも悪役やっていて、この映画ではジョン・マルコヴィッチを意識したような演技だったが、そこまでのインパクトは残せなかった。