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ボディガードのkensyoのレビュー・感想・評価

ボディガード(1992年製作の映画)
3.8
王道っていうことは安心して楽しめるっていうことだ!という感じの作品。
改めて見ても面白い。

先日バック・トゥ・ザ・フューチャーを観て80年代づいたので観たいと思った作品。
だったんだけどこれは’92年の作品でした。

「エンダアアァアア!」であること以外何にも憶えてなかったのでアクション映画だと思ってたけど、恋愛コーナーにあって、見直して見たら確かに恋愛映画でした。

ホイットニー・ヒューストンの肌が綺麗すぎて凄い。
アップになっても、どこから光が当たっていてもこんなに肌が綺麗なことなんてある?っていう位で、スターっていうのは凄いなと思う。

90年代前半を代表する映画のひとつだと思うけれど、この脚本を書き上げてから日の目を見るまでに15年もかかっていて、何十回も映画化を断られていた、っていうエピソードをしってびっくりした。

へこたれないで自分の作り上げたもので勝負し続ける、というのは大切なんだなと思う。

「寡黙なボディガードの男性と奔放なスターの女性が恋に落ちる」というのはステレオタイプ過ぎる様にも思えるけど、当時は女性が自分の意思で行動して男性が振り回される、というだけでも十分な強さの描写だったのかもしれない。

アクションシーンは今の目で見るとかなり厳しいけど、この作品はアクション映画ではないのでそれほどは気にならなかった。
当時からの30年でハリウッド映画のアクションがどれほど進化しているかと思うと、変わっていくことを肯定して、外の文化を取り入れていくことの強さみたいなものを感じたな。

意外だったけれど、映画を通して色々考えさせられたり、ポジティブな影響を受ける作品でした。
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