jam

ボディガードのjamのレビュー・感想・評価

ボディガード(1992年製作の映画)
3.9
We both know I'm not what you,
you need

ラストはわかっていたけれど
あの曲にこんなフレーズがあったことを
あまり意識していなかったから
改めてずしんと胸の底に落ちてきて


"映画館でないと映画を観られない病"のリハビリ兼、
現実逃避シリーズ

本日も残業ぶっちぎりで帰宅、
ちょうど始まったのはまさかのコレ…

公開当時、映画館で観たうら若き乙女(私 笑)はご多分に漏れずケビン・コスナーの寡黙な魅力にイチコロ…
ドラマで渋めのボディガードを演じたキムタクもいいんでしょうけど、やはり格が違います

ラブサスペンスとしては、突っ込みどころも多々あるものの、この際それは良しとして

すっかり乙女ではなくなった今観て思うのは
妹の才能故に自らの夢を諦めた姉の心の闇


"主役"になれない、大半の人々…
私自身も、"私"の物語以外では主役ではないという事実
そこから姉の心理に寄り添えるということ
…伊達に歳を重ねてきたわけじゃない


エンダァ…で有名になりすぎた
I Will Always Love You

互いに愛し合い
求めても 
"私はあなたが必要としている人じゃない"

うん、そうですね…
ちょっと、泣きそうです…


余談ですが、この映画のサントラを手掛けたデイビッド・フォスター
彼絡みで。

ホイットニー・ヒューストンのカバーで一躍脚光を浴びたフィリピンの歌手、シャリース
私は彼女の歌う I Have Nothing/I Will Always Love Youのメドレーが大好きで、プレイリストに入れて聴いているのですが…
いつの間にか、性転換して男性歌手になっていました…

ふぅ…
jam

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