ビル・マーレイの不思議な魅力が詰まっていた。
強迫性障害、パニック障害、トゥレット症候群とか色々患ってる主人公ボブ。リチャード・ドレイファス演じる医者との掛け合いにクスリとする場面が多かった。
緩いコメディだけど、一方で異常な行動に心からは笑えない怖さもあった。
病気は置いておいて、マトモかイカれてるかの境って紙一重なのかなと考えちゃう。
冒頭の前主治医の「自由だ…」があとになってよく理解できる。笑
「1番の精神科医は自分自身だ」を地で行くボブ。
薬とカウンセリングくらいしかできない精神疾患の難しさも感じる。本当の「Death Therapy」ができてほしい。