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クラムのTONGのレビュー・感想・評価

クラム(1994年製作の映画)
3.8
映画とはまったく関係ないことだが、私はフェリシアン・ロップスという画家が好きだ。人間はそんなに正しくも清くもない。だから取り繕う必要なんかない。隠すという行為はよろしくないおこないである。みたいな思想で倫理観を無視して我がのやりたいように生きる。人は欲望に忠実であるべきだ。と。
クラムは人はそもそも邪悪で醜く、面白く、残酷なものだと言っているのかもしれない。
私はこういう面白い人に興味本位で近づいて大いに痛い目にあったので、もうこの手のタイプの天才奇人変人系の人には魅力より恐怖が勝つカラダになってしまった。つまらない人間になったもんだ。
嘘をつかない人間というのは時に残酷だということを学んだ。
そして親という存在の影響力は計り知れない。
え?なに、このレビュー?!
ロバート・クラムという漫画家の生い立ちと家族と恋人についての記録。
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