アメリカコミック界の草分け的存在
ロバート・クラム
彼とその家族を収めたドキュメンタリー
何かのメッセージを込めるでもなく
読み手を意識するのでもなく
ただ
自分の思うがままに書く
それは称賛の声…
恐るべき兄弟の記録。なんでも金に変えてしまう物質社会であっても金に変えることができなかった兄。その境界を揺蕩う弟。エンドクレジットで淡々と語られる後日譚は衝撃とともに伏線が回収されたときのカタルシス…
>>続きを読む街を道行く人達を見るだけで その中で飛び交う意図や姿形に病むような人の表現って怖い。クラム一家自体が完全に戦争を始めとする父権的なアメリカに歪められてるし、ほんとにただロバート・クラムだけが表現の中…
>>続きを読む「何と最低に輝いている」
アングラ漫画家のクラムを描いたドキュメンタリー
クラム自身は飄々としているが周りの人が語る彼の人間像は複雑に歪んでいた。
◆自身のドキュメントであったが、兄や弟のイン…
「描いていないと気が変になる。自殺したくなるんだ。描いていても自殺したくなる」
ーー描く目的は?
「そんなもの! さあね……メッセージを送ろうという気はさらさらない。自分をさらけ出してるだけ。描…
ロバート・クラムというアメリカのマンガ家兼イラストレーターを主人公にしたドキュメンタリー映画。自分が知ったのは柳下毅一郎の『愛は死より冷たい:映画嫌いのための映画の本』からです。
ひと括りにしちゃ…
287.2782
すべてが万人向けのものでもなければ、子供向けのものでもない
クラムの創作物への狂信性を明らかにしつつ、実は兄弟の方がよりクレイジーであることが明らかになるのが面白い。クラム自身…
もうホラーですやん。イカれてしまった三兄弟の内、なぜか次男だけが世界に受け入れられ、カメラの前でも言いたい放題ヤリたい放題。んで兄は引き篭もりの自殺志願者、弟は精神病の半レイプ犯。一体この世界線はな…
>>続きを読む自殺したくなる
ジャニス・ジョプリンのアルバムジャケットはもちろん知っていましたが、ロバート・クラムという人の事は全く知らず鑑賞。
「ゴーストワールド」のテリー・ツワイゴフ監督作品という事で気にな…
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