1995年公開の映画なので
構想はおそらく
今から30年ぐらい前ですよね。
その頃のハリウッドで考える
"VR" (Virtual Reality) って
こんな感じだったんだなあ…
バーチャルの世界で生まれた人格が
不死身の体で現実世界に生まれて
好き勝手なことをしまくる暴走映画です。
若かりし頃の
デンゼル・ワシントンと
ラッセル・クロウ（お尻つき（笑））を
愛でるのにも向いていますが
これはハリウッドにおける
バーチャル概念の変遷を研究するなら
資料のひとつに加えてほしい作品。
特にこれといって
おもしろい映画ではないんですけども。
過去に予想した未来を
その未来になったときに振り返り
現実と比較してみると
あまりにもかけ離れていて
未来を予想する意味ってないのかも、
と気付かせてくれるには充分。
ラッセル・クロウが
数々の犯罪者の寄せ集めでできた
アンドロイドを演じていて
イッちゃってるっぷりが強烈です。
映画としての見どころで
勧められるのはそこだけ、かな（笑）
