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スラムドッグ$ミリオネアのごはんのレビュー・感想・評価

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)
3.6
 自分のひどい無知によるものすごい思い違いがわかったので投稿しなおします。


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 ひたすら何か犯罪かあかんことやってるが、クイズだけは清廉潔白、ということだろうか。

 コンセプトとプロットを形にしたのはすごいと思う。自国の紙幣の偉人知らないのにドル札の偉人はわかる、なんて歪な人生たどってなきゃありえない…これだけで感動できそうなアイデア。

 でも作ってみたら思ったより感情が乗らなかったのでは?なんか本筋が掴めなかった。話というより感情が。悪意とトラブルだらけで逆にどうでもよくなる。一番んっ?て思ったのは、ラティカとちょいちょい会えてたこと。この辺やりようによっては最後のクイズのライフラインで物凄いカタルシスになったと思うんだけど。

んんん、なんかやっぱおかしい。
特に、ジャマールはなんで当然のようにミリオネア出れてんのかと。そこもミラクルだと思うので、出場決定のシーンも必要でしょう。出るコツは説明されてたけど。

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上記そのまま。間違ってたのは下記

>あと、インドの描写盛りすぎだと思う多分…(監督はイギリス人、イギリス映画)

 これ、スラムの描写のことも含めてたんですけど、実際のインドの貧困層と比べると映画の描写はかなり生ぬるいらしいです。何しろインドいったことないんで本当かどうかわからないんですが軽率でした、すいません。

 劇中で「物乞い」しやすくするために目をつぶされた子供がいましたけど、実際は手足切られた子供らが「レンタルチャイルド」として女性物乞いに借りられて親子っぽく演出して、しかも「そんな偽親子が道の隅にずらっと並ぶ」レベルなんだとか。これも書評読んだだけのソースであすが・・・。

 勝手ながら、こういったことを調べるきっかけになってよかったと思いました。
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