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スラムドッグ$ミリオネアのTJのレビュー・感想・評価

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)
3.5
楽天的なムードはなく、スラムの厳しさの中に「本当のインド」が垣間見える。

英国の植民地支配が〜と能書垂れる知識は無いけど、この先もインド映画の物差しとして残る作品。

伝統的手法を裏切った
最下層に夢を持たせた

多くの賞レースに輝きながら、孔雀の醜い足を映したと揶揄される。一部の批評家は、モノ作りにおいて慣習を破る勇気を讃えるべき。本当の意味でのインド資本の大作がこの先増えて欲しいですね。

冒頭とラストが刹那につながる瞬間、100ドル札のアンサーに痺れました。
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