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スラムドッグ$ミリオネアのrurのレビュー・感想・評価

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)
4.1
映画を見たかったんだけど機会を逃して原作を先に読んだ。めっちゃ面白かった! バラバラな短編集のつもりで時系列飛ぶことに章が変わるごとに一瞬テンションがさがって、そしてまた惹きこまれて、の繰り返しで読み切ったら、もう、何ともいえない感情の嵐で。

さすがにこの感動を越えないよね! って見始めたら圧倒的異世界インド!! うわぁ。想像をけっこう絶していてこの映画化素晴らしいな?! もっと小奇麗な感じで想像してたわ! うんこまみれすごいわ!

って、うんうん見ていたら、あれっ?! これラスト違くない?! 私の知ってるスラムドッグミリオネアと違う! 誰やねんお前?! となりました。原作読んだのもだいぶん昔なのでうろ覚えだけど彼女法律家になってて牢屋まで助けに来てくれてなかったっけ…? あれえ?

そしてみんなで踊りだしたのでなんだか幸せな気分で些細なことなどどうでもよくなりました。

[追記]小説ではみんな完全に幸福なハッピーエンドだったんですが、映画では人が死んでて「?!」ってなってwikiを見たら存在自体小説にいないって知ってポカーン。大筋は一緒だけど、かなり違う話でした。私は小説の「おまえだったのか…」がすごく好きだったんですが、あれを映画でするのはちょっと難しいですよね。
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