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白と黒のnsdのレビュー・感想・評価

白と黒(1963年製作の映画)
3.9
この頃のサスペンスってなんでこんなに秀作が多いのだろう…。
冒頭、事件の概要を見せてからの「白と黑」のタイトル。カッコ良すぎる。武満徹の音楽は不穏な感じ。一体どうなるんだろう、と引き付けさせる。そして、真実を追求し、二転三転するストーリー。検察機構のメンツ、妻を殺された大物弁護士のメンツ、あらゆるところでメンツを守る人々が出てくる中で、小林桂樹も仲代達矢もバカ正直でしたとさ。
得意の絶頂にあったはずの小林桂樹。新たな真実を提示する手紙が届いて、戦慄するところの表情。血の気が引くとはまさにこのこと。ホラーかよ。
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